2023年11月25日(土)から配信を開始した、TOBEのYouTube番組『とべばん』。
初回から「スシロー」や「コーセー」といった有名企業とのコラボや、視聴者参加型の番組内容で、大きな話題になりました。
話題作りが上手なTOBE社長の滝沢秀明さんなので、『とべばん』についても、かなり力を入れているのでは、と思い、番組概要欄を見ると、有名プロデューサー・高橋弘樹さんのお名前が。
今回は、高橋弘樹さんをはじめとした『とべばん』の制作スタッフたちについて、調査・解説します。
【とべばん】製作スタッフ一覧
『とべばん』第1回配信動画の概要欄にあるスタッフ表記は以下の通りです。
【構成】ひろゆこ
【技術】鈴木岳人
【制作進行】高田裕斗
【ディレクター】田村海
【プロデューサー】結城甲斐 前田夢有 今村奈津紀
【演出】木下大揮
【演出・プロデューサー】高橋弘樹
【制作協力】tonari pinoeight
【製作】TOBE
【とべばん】高橋弘樹とひろゆこは同一人物
滝沢秀明社長は別として、【演出・プロデューサー】の高橋弘樹さんは、つい最近までテレビ業界で活躍されていた、かなり有名なプロデューサー/映像ディレクター。
引用元:wikipedia
誕生日:1981年7月7日
年齢 :42歳(2023年12月現在)
出身 :東京都 江東区
高校 :攻玉社高校(東京)
大学 :早稲田大学 政治経済学部 卒業
職業 :映像ディレクター/作家/カメラマン/YouTuber
役職 :株式会社tonari 代表取締役社長
テレビ東京では、現在も続く人気番組『家、ついて行ってイイですか?』をはじめとして『吉木りさに怒られたい』『AKB48、最近聞いたよね…』などの番組演出やプロデューサーを担当。
ひろゆきさんと仲が良く、現在も関係は良好そうです。
上記の『AKB48~』の前身番組『乃木坂に、越されました〜AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!〜』では、ひろゆきさんを司会に起用して、当時下火になっていたAKB人気を復活させた立役者となっています。
2021年からは、日経新聞とテレビ東京の共同事業プロデューサーに就任し、YouTubeチャンネル『日経テレ東大学』(現在は削除済み)を立ち上げると、2年弱で、登録者100万人のチャンネルに育て上げました。
2023年2月にテレビ東京を退職。
現在はABEMAの社員をしながら、副業として自身の会社「株式会社tonari」を経営。
最近、ひろゆきさんが論破されたことで話題となったYouTubeチャンネル『ReHacQ−リハック−』が好評で、開始から10か月余りで登録者は60万人に迫る勢いです。
tonariの名前は【制作協力】にも載っているので、滝沢社長は、実績がありYouTubeにも強い高橋さんの会社に『とべばん』制作の依頼をしたのでしょう。
TOBEの『とべばん』に対する本気度がわかりますね!
次に気になったのは、【構成】担当の『ひろゆこ』さんという人物。
結論から言うと、上で紹介した高橋弘樹さんと同一人物のようです。
テレ東の名物プロデューサー・高橋弘樹氏、2月末で退社(サンケイスポーツ)#Yahooニュースhttps://t.co/sp9OPUwFbI
これ、ひろゆこさんのことだよね🤔— きよし (@kiyo0923) February 6, 2023
引用元:AKB48最近聞いたよね…X
テレ東時代の担当番組『AKB48、最近聞いたよね…』の司会・ひろゆきさんをアニメ化したキャラが「ひろゆこ」で、声を当てていたのが高橋弘樹さんということでした。
なぜ、【構成】と 【演出・プロデューサー】で名義を分けているのかはわかりませんが、高橋弘樹さんはとにかく優秀で、なんでもできる印象を持ってしまいます。
【とべばん】他のスタッフたちは?旧ジャニ関係?
ちょっと気になったのが、『とべばん』のスタッフに旧ジャニーズ関係の人物はいるのか、いるとしたらどの程度かということ。
まず、高橋弘樹さんについては、テレ東時代、旧ジャニーズと特別多く絡んでいたわけではなさそうでした。
髙橋さん以外のスタッフについても、上から順番に調べてみました。
【技術】鈴木岳人
『とべばん』で、技術を担当されている鈴木岳人さんは、2020年に公開された映画「滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie」の舞台映像監督を務められていたようです。
と、
それ以前にも「滝沢歌舞伎2014」の映像、確認できた中で一番古いのが、2009年初演の「新春滝沢革命」で映像ディレクターをされていました。
ただ、お名前があったのは、滝沢秀明社長の舞台関連のみで、旧ジャニーズとまったく関係のない映像業務もされていました。
滝沢社長とは個人的なつきあいが長いことから、『とべばん』を依頼されたのかもしれません。
ちなみに、鈴木岳人さんの所属会社はわかりませんでした。
【制作進行】高田裕斗
『とべばん』で制作進行を担当されている、高田裕斗さんについては、「ジッピープロダクション」という制作会社に籍があるとLinkedinに記載されていましたが、ジッピープロダクションのHPに掲載された”制作スタッフ”のなかに、高田さんの名前はありませんでした。
担当番組としては、フジテレビ系列『関ジャニ∞の あとはご自由に(2022年~)』のディレクター、『第2回さんまのFNSアナウンサー全国一斉点検(2020年)』にADとしてクレジットされています。
2020年時点でAD(アシスタントディレクター)ということは、比較的お若い方で、別の制作会社でディレクターデビューを飾ったのかもしれません。
いずれにしても、旧ジャニーズとはかかわりがなさそうです。
【ディレクター】田村海
『とべばん』のディレクター田村海さんについては、テレビ朝日やテレビ東京の番組でディレクターの実績がありました。
旧ジャニーズとの接点は見つかりませんでした。
【プロデューサー】結城甲斐
『とべばん』プロデューサーの結城甲斐さんは、旧ジャニーズと関係が深いことで有名です。
旧ジャニーズ事務所のグループ会社「ヤング・コミュニケーション」で、コンサート・イベント・舞台などを取り仕切る立場をされていたとのこと。
現在、TOBEでは、
⇒ 社長
●「株式会社TOBE COMMUNITY」ファンクラブの運営全般
⇒ 担当責任者
を務めているほか、TOBE本体の副社長では、という噂もあります。
IMP.
アイエムピー
かぁ‥
お知らせ待とう♡それにしても出願人さんのお名前が『結城甲斐』って少女マンガみたいな名前🤭 pic.twitter.com/QGLh7UE2AW
— kanatA©︎PINKY. (@kanatA00901) July 3, 2023
↑の通り、カッコいい名前だと思いますが、本名ですかね?
【プロデューサー】前田夢有
『とべばん』プロデューサーの前田夢有さんは、高橋弘樹さんが社長を務める株式会社tonariの役員をされているようです。
引用元:Locipo
かつて髙橋さんが演出&プロデューサーをしていた、テレビ東京『家、ついて行ってイイですか?』では、ディレクターを担当されています。
確認できた担当番組は、すべてテレビ東京。
高橋さんが会社を作るときに、役員として引っ張ったのだとしたら、すごく優秀なプロデューサーなのでしょうね。
ということで、前田さんは旧ジャニとは無関係です。
【プロデューサー】今村奈津紀
『とべばん』プロデューサー3人目は今村奈津紀さん。
所属会社は不明ですが、ここ3~4年の作品でプロデューサーを務めています。
ドラマ テレビ東京 2019年
★「100文字アイデアをドラマにした!」
ドラマ テレビ東京 2020年
★「サマータイムマシン・ハズ・ゴーン」
ドラマ フジテレビ 2021年
詳細不明ですが、この方も旧ジャニーズとは関係ないと思われます。
【演出】木下大揮
『とべばん』で演出を担当している木下大揮さんは、「ゼロクリエイト」という制作会社に所属されているようです。
引用元:キャリアトレイン
木下さんも、高橋弘樹さんとのつながりが深く、テレビ東京『世界ナゼそこに?日本人 〜知られざる波瀾万丈伝〜』でロケディレクターを務めていました。
素人さん出演系の番組を数多く担当されているようなので、高橋弘樹さんにとっても貴重な存在ではないでしょうか。
ということで、この方も旧ジャニとは関連なしと言えそうです。
【制作協力】Pinoeight
高橋弘樹さんの会社tonariとともに、『とべばん』の制作協力を務めたPinoeight(ピノエイト)株式会社は、旧ジャニーズとはいっさい関係なさそうです。
というのも、ピノエイトは、元UUUM執行役員の松山奨(まつやますすむ)さんが、2021年に興したばかりのデジタルマーケティング支援系企業。
堀江貴文(ホリエモン)さんのYouTubeチャンネルとパートナー契約を結んでいるほか、ヒカル&ホリエモンのコラボ餃子屋『近未来餃子H』にも携わった実績があります。
↓ヒカル&ホリエモンの「近未来餃子」については↓
ということで、『とべばん』の制作スタッフのなかで、旧ジャニーズ関係の方は、プロデューサーの結城甲斐さん一人だけ。
滝沢社長と個人的なつながりがあった方を入れても、映像の鈴木岳人さんくらいしかいらっしゃいませんでした。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^^)
・演出&プロデューサー高橋弘樹さんは、元民放の有名なやり手P
・高橋さん人脈っぽいスタッフが多い
⇒テレ東の仕事をしている(いた)人が多い
・旧ジャニ関係の人物は、プロデューサーの結城甲斐さんだけ