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レコード大賞2023|YOASOBIが入ってないのはおかしい!やらせは常識?

今年で65回目となる「日本レコード大賞」が、2023年12月30日に発表されます。

発表に先駆けて、大賞を選ぶ際の対象楽曲となる「優秀作品賞10曲」が発表されましたが、そのなかに2023年の大ヒット曲、YOASOBIの『アイドル』が入っていなかったため、おかしいのでは、と話題となっています。

今回は、レコード大賞2023の

・YOASOBIが入ってないことがおかしい理由
・2023年優秀作品賞ノミネート曲と売上
・過去3年間の批判コメント
・やらせは常識なのか
・やらせと言われる主な理由3つ
・事務所の力関係?

について、調査・解説します。

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レコード大賞2023がおかしい|YOASOBIが入ってない!

11月22日にレコード大賞2023の各賞が発表されましたが、大賞のノミネート曲(優秀賞作品賞※)に、YOASOBIの大ヒット曲『アイドル』が入っていないのはおかしいと、ネット上で話題になっています。

※レコード大賞は「優秀作品賞」のなかから1曲選ばれる

『アイドル』は、アニメ『推しの子』の主題歌として、2023年4月12日に配信リリース。

すぐに大きな話題となり、英語版もリリースされるなど国内外で大ヒットを見せ、以降、数々の記録を打ち立てています。

Billboard】米国
 ★『Global 200』 週間7位
  ※米国を含んだグローバルチャート
  ※日本アーティスト歴代最高位
 ★『Global Excl. U.S.』 週間1位 (3週連続)
  ※米国を除いたグローバルチャート
 ★『ワールドデジタルソングセールス』 週間7位
Billboard JAPAN】
 ★『Hot 100』 2023年度上半期3位
 ★『Hot 100』 週間1位 (21週連続)
  ※同チャートの連続首位記録&通算首位記録更新
  ※チャート史上最速(30週)でストリーミング再生回数5億回突破
 ★『Download Songs』 週間1位
 ★『Streaming Songs』 週間1位
 ★『Global Japan Songs Excl. Japan』 週間1位
オリコン】
 ★『上半期デジタルシングル(単曲)ランキング』 1位
 ★『合算シングルランキング』 週間1位
 ★『デジタルシングルランキング』 週間1位
 ★『ストリーミングランキング』 週間1位 (22週連続)
  ※  登場5週目で再生数1億回突破(オリコン史上最速)
  ※  登場9週目で再生数2億回突破(オリコン史上最速)
  ※登場13週目で再生数3億回突破(オリコン史上最速)
  ※登場19週目で再生数4億回突破(オリコン史上最速)
  ※登場28週目で再生数5億回突破(オリコン史上最速)

【その他】
 ★YouTube『music charts TOP 100 songs Global』 1位
 ★YouTube再生回数 3.7億回 (11月25日現在)
 ★Apple Music『トップ100:グローバル』 1位

探せばもっとあるかもしれませんが、これだけでも『アイドル』が、かなりの大ヒット作品だったということがわかりますね。

結局、11月22日に発表されたレコード大賞2023の優秀作品賞に『アイドル』の名前はなく、YOASOBIのふたりには「特別国際音楽賞Ayaseさんには楽曲『アイドル』に対する「作曲賞が与えられただけでした。

そうなると、知りたくなるのは「優秀作品賞」を受賞した10曲がどの程度売れたのか。

『アイドル』以上に、売れた曲があるのかもと思い、調べてみました。

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レコード大賞2023がおかしい|ノミネート曲と売上ランキング

レコード大賞2023の優秀作品賞(ノミネート曲)に選ばれた10曲詳細アーティスト、それぞれの売上やDL数ランキングについて調べました。

優秀作品賞①『オトナブルー』 新しい学校のリーダーズ

新しい学校のリーダーズの写真

引用元:新しい学校のリーダーズX

【新しい学校のリーダーズ】
 ●所属事務所: 以下の3社による合同マネージメント
  ⇒アソビシステム、TWIN PLANET、テレビ朝日ミュージック
 ●レーベル : むむむRECORDS、88rising

『オトナブルー』のリリース日は、2020年5月1日(配信限定)

Tiktokから人気に火がつきました。

★Billboard Japan『Hot 100』 週間10位
★Billboard Japan『Heatseekers Songs』 週間1位 (2回)
★オリコン『合算シングルランキング』 週間35位
★YouTube再生回数 4800万回 (11月25日現在)
★TikTok上半期トレンド大賞2023 大賞受賞
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優秀作品賞②『ケセラセラ』 Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEの3人の写真

引用元:Mrs. GREEN APPLEX

【Mrs. GREEN APPLE】
 ●所属事務所: テアトルアカデミー
 ●レーベル : EMI Records(ユニバーサルミュージック)

『ケセラセラ』のリリース日は、2023年4月25日(配信限定)

SpotifyのブランドCMソング。

★Billboard Japan『Hot 100』 週間4位
★Billboard Japan『Download Songs』 週間5位
★Billboard Japan『Streaming Songs』 週間4位
★オリコン『合算シングルランキング』 週間9位
★オリコン『デジタルシングルランキング』 週間6位
★オリコン『ストリーミングランキング』 週間3位
★YouTube再生回数 2497万回 (11月25日現在)
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優秀作品賞③『サマータイムシンデレラ』 緑黄色社会

緑黄色社会の4人の写真

引用元:緑黄色社会X

【緑黄色社会】
 ●所属事務所: SML Management
 ●レーベル : エピック(ソニーミュージック)

『サマータイムシンデレラ』のリリース日は、2023年7月24日(配信限定)

その後、9月6日にCDで発売。

フジテレビ系月9ドラマ『真夏のシンデレラ』の主題歌。

★Billboard Japan『Hot 100』 週間11位
★Billboard Japan『Download Songs』 週間6位
★Billboard Japan『Streaming Songs』 週間10位
★オリコン『CDシングルランキング』 週間17位
★オリコン『デジタルシングルランキング』 週間6位
★オリコン『ストリーミングランキング』 週間10位
★オリコン『合算シングルランキング』 週間9位
★YouTube再生回数 1435万回 (11月25日現在)
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優秀作品賞④『唱』 Ado

引用元:AdoX

【Ado】
 ●所属事務所: 株式会社クラウドナイン
 ●レーベル : Virgin Music(ユニバーサルミュージック)
         Geffen Records(アメリカ)

『唱』のリリース日は、2023年9月6日(配信限定)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとのコラボ楽曲。

「ハロウィーン・ホラー・ナイト」内のダンスショー「ゾンビ・デ・ダンス」の主題歌。

★Billboard Japan『Hot 100』 週間1位(4週連続)
★Billboard Japan『Download Songs』 週間1位
★Billboard Japan『Streaming Songs』 週間1位
★オリコン『デジタルシングルランキング』 週間1位
★オリコン『ストリーミングランキング』 週間1位
★オリコン『合算シングルランキング』 週間1位
★YouTube再生回数 7864万回 (11月25日現在)
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優秀作品賞⑤『だってめぐり逢えたんだ』 純烈

純烈のメンバー4人の写真

引用元:日テレプラスX

【純烈】
 ●所属事務所:株式会社G-STAR.PRO
 ●レーベル :日本クラウン

『だってめぐり逢えたんだ』のリリース日は、2023年2月8日。

★オリコン『CDシングルランキング』 週間2位
★日本レコード協会 ゴールドディスク認定 (10万枚)
★YouTube再生回数 26万回 (11月25日現在)
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優秀作品賞⑥『Ditto』 NewJeans

NewJeansメンバー5人の写真

引用元:NewJeansX

【NewJeans】
 ●所属事務所: ADOR
 ●レーベル : ADOR(HYBE LABELS)

『Ditto』のリリース日は、2022年12月19日(配信限定)

★Billboard『Hot 100』 週間82位
★Billboard『Global 200』 週間8位
★Billboard『ワールドデジタルソングセールス』 週間4位
★Billboard Japan『Hot 100』 週間9位
★Circleデジタルチャート 週間1位
★全英シングルチャート 週間95位
★オリコン『合算シングルランキング』 週間13位
★YouTube再生回数 1.08億回 (11月25日現在)
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優秀作品賞⑦『Trigger』 JO1

JO1のメンバー写真

引用元:JO1 X

【JO1】
 ●所属事務所: LAPONEエンタテインメント
 ●レーベル : LAPONEエンタテインメント

『Trigger』(※)のリリース日は、2023年4月5日。

(※)マキシシングル『TROPICAL NIGHT』のB面曲。

★Billboard Japan『シングル・セールス』初動3日間38万枚
★オリコン『CDシングルランキング』 週間1位 初週30.5万枚
★YouTube再生回数 697万回 (11月25日現在)

リード曲(『Tiger』)のデータが含まれているため、Trigger自体の純粋な売上は不明です。

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優秀作品賞⑧『NIGHT DANCER』 imase

Imaseの写真

引用元:imaseX

【imase】
 ●所属事務所: ―
 ●レーベル : Virgin Music(ユニバーサルミュージック)

『NIGHT DANCER』のリリース日は、2022年8月19日(配信限定)

★YouTube再生回数 1.5億回 (11月25日現在)
★Spotifyバイラルチャート 31ヶ国でチャートイン
★Spotify 全世界でのストリーミング再生回数 1億回突破
★TikTok 全世界トータル40億再生突破
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優秀作品賞⑨『花わずらい』 市川由紀乃

市川由紀乃さんの写真

引用元:市川由紀乃X

【市川由紀乃】
 ●所属事務所: 芸映
 ●レーベル : キングレコード

『花わずらい』のリリース日は、2023年4月26日(CDシングル)

★オリコン『CDシングルランキング』 週間20位
★YouTube再生回数 145万回 (11月25日現在)
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優秀作品賞⑩『Mainstream』 BE:FIRST

BE:FIRSTのメンバー写真

引用元:BE:FIRST X

【BE:FIRST】
 ●所属事務所: BMSG

 ●レーベル : BーME

Mainstream』のリリース日は、2023年9月13日(CDシングル)

★Billboard Japan『Hot 100』 週間1位
★オリコン『CDシングルランキング』 週間2位
★初週CD売上枚数 169,197枚
★YouTube再生回数 2944万回 (11月25日現在)

以上10曲となります。

日本人、韓国アーティスト、ムード歌謡や演歌など、いろいろなジャンルが揃っています。

ただ、現在はCDセールスだけのアーティストもいれば、配信のみでのリリースや、両方するアーティストもいるので、どれくらい売り上げたのかを同じ基準で判断することができないのもたしかです。

いずれにしても、レコード大賞の人選がおかしいというのは、過去に何度も言われてきたようです。

直近3年間のレコード大賞に対するネット上の疑問・批判の声を紹介します。

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レコード大賞に対する過去3年間のネットの声

レコード大賞については、かなり昔(2000年以前)から受賞曲やアーティストについての疑問や批判の声が多くあったようです。

まだ記憶に新しい、ここ3年間のレコード大賞に対するネットの声を探して紹介します。

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レコード大賞2022

2022年のレコード大賞に関しては、『新時代』を歌ったAdoさんが大賞を取れなかったことに対する、疑問や批判が多く見られました。

優秀作品賞に選ばれていたことから、大賞を確信していた人が多かったようです。

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レコード大賞2021

2021年のレコード大賞は、今年のYOASOBI同様、『ドライフラワー』を歌った優里さんが優秀作品賞に選ばれなかったことに対する批判の声が多かったです。

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レコード大賞2020

2020年レコード大賞は、ノミネート段階・大賞選考に関して、大きく批判されるようなトピックはありませんでした。

ひょっとすると、コロナ禍だったということも影響していたのかもしれません。

大賞は『炎』を歌ったLISAさん

ネット上は、称賛の声であふれていました。

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レコード大賞2023がおかしい|やらせは常識?

レコード大賞関連の記事やXのポストには「やらせ」とか「出来レース」といった言葉が多く見られますが、やはり昔から、レコード大賞の界隈で、やらせは常識なのでしょうか?

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レコード大賞2023がおかしい|やらせと言われる理由3つ

レコード大賞がやらせと言われる理由について、主な3つを挙げてみます。

理由①ノミネート&受賞曲が知らない曲ばかり

レコード大賞に選ばれる可能性がある『優秀作品賞』が、たった10曲しかないにもかかわらず、半分くらい知らないアーティストだったり、楽曲だったりというのが、ひとつめの理由。

特定のジャンルに偏らないように配慮しているのかもしれませんが、それだと大賞に選ばれる可能性がない「形だけのノミネート」になってしまうのでぜんぜん意味ありませんね…。

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理由②選考基準が不透明

上記の理由①にもつながるのですが、そもそもレコード大賞の選考基準がハッキリしていないことが、やらせと言われる原因になっていると考えられます。

『どういう基準で』審査しているかについては、一応レコード大賞のページに掲載されています。

引用元:日本作曲家協会

↑ポストの通り、「かなり主観が入る」のは間違いなさそう。

選考過程を「透明化」して、結果も誰が見てもわかるように「数値化」されていれば、納得してもらえる可能性は高いと思います。

次に『誰が』審査しているかについて。

審査員については、なぜか2012年だけ明記してあったので紹介します。

<第54回(2012年)レコード大賞 審査員>
●審査委員長:川崎浩(毎日新聞)
●審査委員・幹事(21人)=21人に審査委員長含む
●新聞記者(12人):読売新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞、東京新聞、時事通信、日刊スポーツ、スポーツニッポン、報知新聞、サンケイスポーツ、デイリースポーツ、東京中日スポーツ
●JNN系列放送局4社(4人):MBS毎日放送、CBC中部日本放送、RKB毎日放送、HBC北海道放送
●音楽評論家・音楽プロデューサー

意外と大人数で審査をしているんですね。

審査委員長の川崎浩さんを調べてみたところ、毎日新聞社の学芸部という部署に在籍している方で、音楽記者をされている(いた?)ことはわかりましたが、年齢や役職まではわかりませんでした。

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理由③過去に決定的な不正が報じられている

なんと、過去のレコード大賞での不正が、文春によってスクープされていました。

2015年のレコード大賞を獲得した「三代目J Soul Brothers 」のプロダクション」に1億円を払所属事務所LDHが、賞レースで有利になるために、「バーニングっていたという疑惑。

文春は、決定的な証拠として「株式会社バーニングプロダクション」から、「株式会社LDH」宛の1億円の請求書画像を掲載していました。

ただ、当時LDHの社長を務めていたHIROさんはその後すぐに退任

請求書の真偽も買収疑惑も、うやむやになったままです。

文春に続いて、後追い報道するメディアがなかったようなので、旧ジャニーズ事務所と同じ、いわゆる『忖度』というやつなのでしょうね…。

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レコード大賞2023がおかしい|事務所の力が大きい?

上で3つの理由を挙げましたが、レコード大賞が「やらせ」「出来レース」と言われている大元は、やはり『芸能界の力関係』『所属事務所』『所属レコード会社』等、が一番大きいと考えられているようです。

ネット上には、冷めた意見や、所属による予想を楽しんでいる投稿も(笑)

まぁ、LDHの件が真実だったら、レコード大賞は「力のある個人に左右されるもの」ということになりますから、一部のアーティストや音楽ファンにそっぽを向かれるのも当たり前ですね…。

今までこれだけ叩かれているのに、変わる気配のないレコード大賞。

今後も続けていくのであれば、密室ではなく、大半の音楽ファンが納得いくような審査システムを作ることが必要なのではないでしょうか。

次の一手に期待(?)しましょう!

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まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^^)

<「レコード大賞2023がおかしい」のまとめ>
・他のノミネート曲と比べても、YOASOBIの実績はダントツ
・YOASOBIの『アイドル』がノミネートされてないのはおかしい
・去年も一昨年も、受賞確実といわれた曲が大賞を逃している
・やらせが常識と言われている理由
 ①ノミネート曲が知らない曲ばかり

 ②選考基準・選考過程が不透明
 ③過去の決定的な不正(賞を金で買う)
・芸能界での力が関係しているのは間違いなさそう
・今後オープンになることは期待できないっぽい