引用元:クボタスピアーズ公式HP
ジャパンラグビーリーグワンの2022-23シーズンで、実質ルーキーながら「ベストフィフティーン(WTB)」と「ラインブレイカー」を受賞したほか、所属するクボタスピアーズ船橋・東京ベイ初優勝の原動力となった、木田晴斗(きだはると)選手。
2023年5月には、日本代表に初選出され、W杯フランス大会での活躍に期待が掛かります。
大学までは無名選手だったという木田晴斗選手の
・経歴
・出身中学/高校/大学
・今後の海外移籍予定
について調査しました。
木田晴斗(ラグビー)のプロフィール
名前 | 木田 晴斗(きだ はると) |
誕生日 | 1999年4月9日 |
年齢 | 24歳(2023年6月現在) |
血液型 | 不明 |
出身地 | 兵庫県 川西市 |
身長 | 176cm |
体重 | 90kg |
所属チーム | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ (Division1) |
ポジション | WTB/CTB |
中学校 | 関西大倉中学(大阪) |
高校 | 関西大倉高校(大阪) |
大学 | 立命館大学 情報理工学部 卒業 |
●インスタ https://www.instagram.com/haruto11_kd/
木田晴斗選手は株式会社クボタの社員ではなく、プロ契約をしているようです。
年俸額については、調べてもわからなかったので、判明次第追記します。
木田晴斗(ラグビー)の経歴
木田晴斗選手が、ラグビーを始めたのは小学5年生のときです。
友人に誘われて、宝塚ラグビースクールに入団しました。
それ以前のスポーツ歴は、幼稚園から習っていた空手。
フルコンタクトで有名な極真空手の川西道場に通い、小学校4年生のときに世界大会で優勝したこともあるようです。
他に記録として残っていたものとしては、大仏杯という大会で小2から小4まで三連覇を果たしています。
激しいヒットにも耐えられる体幹と足腰の強さは、空手で培われたようです。
また、気持ちの強さも相当なもので、木田選手によると「子どもの頃から目標を言葉にするよう父親に言われて育った」とのこと。
小学校時代は『空手で世界一になる』と周りに宣言し、実現してしまったのだから凄いとしか言いようがありません…。
肉体と精神の基礎が小学校時代に備わっていたということですね^^;
格闘技が好きなうえに球技にも興味があったという木田選手、その後は激しいコンタクトがある球技=ラグビーにのめりこんでいきます。
木田晴斗(ラグビー)の出身中学&高校
木田晴斗選手は、受験をして大阪府の私立校・関西大倉中学校へ入学しました。
当たり前のようにラグビー部に入部するつもりだった木田選手でしたが、当時の関西大倉中学校にはラグビー部がありませんでした。
そこから木田選手は、関西大倉高校ラグビー部の監督に会いに行き、「中学にもラグビー部を作ってほしい」と頼んで実現させたというから、行動力も素晴らしいことがわかります。
ただ、結局、試合できる人数が揃ったのが3年生になってから。
自然の流れで主将を務めたものの、チームが大阪府で上位になることも、木田選手自身が中学校選抜に選ばれることもありませんでした。
その後は内部進学で、関西大倉高校へ入学してラグビー部入部。
高校のラグビー部も決して強豪とはいえず、グループリーグは勝ち抜くものの、次戦でシード校に大差で負けるパターンばかりでした。
3年時は、主将を務めた木田選手のケガもあり、グループリーグを突破できずに引退。
結局、高校までは日の目を見ることがなかった木田選手でしたが、大学へ進学すると快進撃が始まります。
木田晴斗(ラグビー)の出身大学
木田晴斗選手は、高校卒業後にスポーツ推薦で立命館大学へ進学。
立命館大学ラグビー部は、30年以上、降格なく関西大学Aリーグに所属し続け、3度の優勝経験もある古豪。
木田選手は、強豪高校からの推薦組も多いチーム内で1回生から試合に出場すると、さっそくリーグ戦で活躍して、存在感を示します。
当時でも90キロ近い体重がありながら、50m走6秒2という俊足。
華麗なステップと、簡単に倒れないフィジカルの強さで、秋のリーグ戦で6トライを記録すると、1回生の終わりには初めての代表「ジュニア・ジャパン」に選ばれました。
↓Twitterに木田選手が活躍する動画がありました↓
木田晴斗(きだはると)WTB/CTB
関西大倉-立命館#高校ラグビー#大学ラグビー pic.twitter.com/rHlMWu9hWp— KOCKY.RUGBY (@toyrugby) April 27, 2020
2回生になってすぐに、U20日本代表にも初選出されます。
【お知らせ】
2回生・木田晴斗(WTB)と百地龍之介(PR)がオセアニアU20チャンピオンシップ選出されました!
4月20日から5月7日までオーストリアにて遠征が行われます。
ひとまわり大きくなって帰ってくる姿が楽しみです!
応援よろしくお願いします!🔥
2人に意気込みを聞いてみました! pic.twitter.com/YJZgPLX4kT— 立命館大学体育会ラグビー部 (@rits_rugby) April 19, 2019
2回生でもジュニア・ジャパンに選出され、一気にブレイクした木田選手でしたが、やはり大学入学後に「U20日本代表やジュニア・ジャパンに入ること」を宣言していたそうです。
ここでも有言実行を果たすなんてカッコ良すぎますね(^^)
4回生になると、中学・高校に続いて主将を務めることに。
大学選手権ベスト8を目指しましたが、関西リーグ5位に終わり、選手権への出場は叶わずに引退となりました。
4年間のチーム成績は以下の通り。
2回生(2019) 関西Aリーグ 6位
3回生(2020) 関西Aリーグ 5位
4回生(2021) 関西Aリーグ 5位
木田晴斗(ラグビー)クボタスピアーズ入団後
木田晴斗選手は、大学での活躍を受けて複数チームから勧誘を受けていたそうですが、そのなかから、Division1に所属するクボタスピアーズ船橋・東京ベイに決定します。
社会人ラグビーのリーグ戦「リーグワン」は、12月から4月にかけておこなわれるため、木田選手は入団してすぐに残りの4試合に出場。
途中出場したグリーンロケッツ東葛戦で初出場・初トライを挙げると、次戦からはWTBのスタメンに抜擢され、リーグ戦4試合とプレーオフ1試合で合計2トライを記録しました。
2022年12月に開幕した2022-23シーズンでは、開幕からスタメンとして固定。
リーグ2位の16トライを挙げる活躍で、クボタスピアーズの初優勝に貢献しました。
木田晴斗選手個人としては、『ベストフィフティーン(WTB)』と『ベストラインブレイカー(※)』を受賞するなど、実質1年目から大車輪の活躍を見せました。
↓こんな感じです。
【#トップリーグ2020】#神戸製鋼 22-3 #キヤノン
前半29分#ダン・カーター 選手がラインブレイクを試みると、最後は中央にトライ👍J SPORTSオンデマンドでトップリーグ全120試合配信!ご加入はこちら🌟
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2022-23シーズンの木田晴斗選手は、23回のラインブレイクを記録しました。
ちなみに木田選手はシーズン開幕してすぐに、以下のような発言をしています。
「新人賞もとりたいですが、それよりも桜のジャージーを着たい。僕は今年のW杯に出るつもりでいます。“今からどうなんだ”という意見もあると思いますが、ラグビーをやっている以上、目指すところはそこしかない」(出典:J:COM)
有言実行をまた果たしそうです。
シーズン終了後5月24日に発表された日本代表の合宿参加メンバーに見事、選ばれたのです。
あとは代表で生き残れば、W杯出場がグッと近づくはず。
木田晴斗(ラグビー)の海外移籍はある?
現在のところ、木田晴斗選手が海外でプレーするという具体的な話は出ていません。
ただ、木田選手は高校時代から『海外で活躍できる選手になる』と宣言しているとのこと。
高校時代から着実にステップアップし、とうとう日本代表に選ばれたことから、次は海外挑戦を伺ってもおかしくなさそうです。
2023W杯フランス大会での活躍次第では、すぐに実現する可能性もあるのでは…。
ここでも有言実行してくれるか楽しみですね!
ちなみに最近では、
●松島幸太朗選手(日本代表/WTB) ⇒ ASMクレルモン(フランス)
松島幸太朗「ASMクレルモン・オーヴェルニュ」への移籍のお知らせ!
サンゴリアス所属の松島幸太朗が、ジャパンラグビートップリーグ2020シーズン終了後に、フランス・トップ14の「ASMクレルモン・オーヴェルニュ」へ移籍することが決定しましたのでお知らせします。https://t.co/OAB1MQ3cGw pic.twitter.com/bVYMDRKA2s
— サンゴリアス君 (@sungoliath) January 28, 2020
●姫野和樹選手(日本代表/No.8) ⇒ ハイランダーズ(ニュージーランド)
姫野和樹がハイランダーズ入り ラグビー、NZで海外挑戦
.https://t.co/JffrOd80FZ pic.twitter.com/uOh3fnVtKj
— THE WORLD NEWS (@news_type_c) October 12, 2020
といった日本国内のトップ選手が、海外に渡ってプレーしています。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます(^^)
いま勢いに乗っている木田晴斗選手、
怪我に気をつつ、合宿で生き残ってほしい!
W杯本番での雄姿を早く見たいです。